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知の1000本ノックをしよう。

今、日本に欠けているもの。

「未来サバイバルのためのリテラシー」6月16日

課題本は、ゲストのNewsPicks編集長の佐々木紀彦さんの最新著『日本3.0 2020年の人生戦略』(幻冬舎)

まず、日本の現在の課題は「年功序列」
例えば、AIの世界では、20代が一番の旬にもかかわらず、大企業では20代はどんなに新しい発想や才能があっても、年功序列が邪魔をして、活かされにくい。つまり、大企業では、新しい変化が起こりにくくなってしまっ

ている。

象徴的なのは、「第2次ホリエモン・ブーム」の動き。第1次との違いは、保守的な人たちまでもがホリエモンの言う「多動力」について学び、興味を持っていること。マグマが溜まって、動き出そうとしている予感がする。価値観がガラッと変わる「ガラガラポン」が近づいている予感。

グローバルでは、世界中で5万人の人が、オンライン、オフラインで働くWe workというコニュニティ。大きな組織を出ても、生きやすい土壌ができつつある。または、反対にローカルでは、大手商社に勤めていた人が、みかん農家として、他にはないすごく良いモノを作って勝負ようとするいう動き。

勿論、必ず、組織を飛び出なけれダメと言うものではなく、組織の中にいてもできることは沢山ある。仕事が面白いと思えるまで、続けてみることも大切だ。20代で3つくらいの仕事を経験させてもらえるなら、会社にいて、自分がどんな仕事に向いているのか?を確かめられるメリットもある。

(佐々木さんご自身の)アメリカで学んだ経験を通じて、日本人には「教養」が決定的に足りないことを痛感。
高校までは、日本人は世界一くらいのレベルなのに、大学入学後は時間の経過とともに教養のレベルが下がって、グローバルと差が開いていく。つまり、ワールドクラスの教養を身につけるための時間が圧倒的に少ないのが現在の日本の現状である。

教養とは、「土壌」で、専門性は、その上に植わっている「木」。
木は、良い土壌に植えないと育たない。土壌づくりを後回しにしているのが、今の日本の課題でもある。

教養を身につけるためには、「知の1000本ノック」が必要。
外国語、一般教養、文化、宗教、経験的推論、論理的推論、アートなどの知識は、どのような分野で仕事をする場合にも、こういった要素が欠かせないことを知る。

日本の中でも、これからの活躍が期待されている人は社会科学と自然科学の知識への深い素養を持っている人。

例えば、東大の落合陽一さん(29歳)。
彼は、仕事以外に趣味を3つ持っていると良いと言っているが、その通りだと思う。
ザッカーバーグの必読書リストを見てもわかるし、スティーブ・ジョブスが西洋文学、カリグラフィー、神・仏教への造詣が深かった。
とにかく、知を深めることは、これからの生きる上で、必要不可欠になってくる。

「組織の中にいるからできない」と言うことはない、教養の柱はクリティカル・シンキングであるから、常識や固定概念を疑い、良い議論ができる場であるなら、組織も悪くない。あるテーマを徹底的に調べて、相手を説得することなども良いトレーニングになるはず。

一方で、運命を企業のローテーションに預けない。自分で自分のキャリアを作ると言う意識は常に持つこと。いろいろ学んで、チャレンジして、それでも、まだモヤモヤするのなら、そこから飛び出す勇気と行動力を発揮することも選択肢である。

常識や固定概念を捨てる、新しい枠組みやコレボレーションを生み出す。そのためには、圧倒的に深い教養が必要とのこと。今からでも遅くない。
そして、「チャレンジ」をすること。言い訳をしないで、行動に移すと、見えてくるものがあるからだ。
 

現在、38歳の佐々木さんが、人生のゴールデンエイジの40代を過ごすために書いたというこの本。でも、発せられるメッセージには、すべての年代に響くところがあった。
100歳までの人生はまだまだ長い。自分の中の囚われを捨てて、「学ぶ」「チャレンジする」意欲に火がついた気がした。

(文責・海渡)

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